コミュ障でもできる仕事

コミュ障でもできる仕事

 コミュ障の人には、他者の話がうまく聞き取れない、自分の話し方に不安があって、会話に集中できないなどのデメリットを持っています。

 

その結果、人とのコミュニケーションがスムーズに行かない傾向があり、そのことが自他ともに知れてしまうことが就職の際の一番多くの関門になります。

 

障害なのですから、社会がそれを承知で、温かく育ててくれるところがあればいいのですが、障害のある人に対応してもらえる会社はまだまだ少数です。

 

であるならば、少しでもコミュニケーションの負担の少ない職業はないかと探してみました。

 

家でじっとパソコンの前というのが苦痛でない人なら、SOHOビジネス、プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナー、翻訳家、著述業、テープ起こし等々、IT時代ですのでかなり多くの仕事があります。

 

やはり、それではストレスがたまる、どんどん外へ行きたいという人ならば、配送業(宅配以外)、工場のライン作業、新聞配達、チラシポスティングなどはどうでしょう。宅配のように一軒一軒回るのは会話の機会も相当ですが、長距離を1カ所だけ往復するようなところならば、最低限の会話でいいと思います。

 

 ただ、どんな仕事も企業からもらうとなれば、面接があるところがほとんどだと思います。

 

コミュ障の人は面接が苦手ですから、ネットで取引できるような個人事業主、SOHOビジネスなどがいいのではないでしょうか。

 

独立とは言わないまでも、テープ起こしの仕事ならば、大手の下請けの仕事をもらう場合、面接のないところがほとんどです。

 

ただコミュ障を持ちながらも、少しずつ改善意欲がある、チャレンジしてみたいという方ならば、むしろ、少しは人とコミュニケーションする機会があったほうがいいかもしれません。

 

面接時はぐっと我慢して、専門のスキルを磨いておけば、IT関係などもいいでしょう。

 

コミュ障の方は、きまじめな方が多いと聞きますし、人間関係で悩みが多い分仕事に集中力を発揮したり、専門性を追求できたりという能力が期待できます。

 

自分の人生設計に合わせた職業選びで、障害を抱えつつも食べていけそうな職業は、まだまだかなりあるはずです。

 

今、現在自分にぴったりと思える仕事がないならば、自分にぴったりな仕事を新たに開拓してしまってはいかがですか。

 

 IT産業も全盛のいま、ありがたいことに、コミュ障の方には、追い風の時代ともいえると思います。ネットを活用して、なるほどと思うような、新しい仕事起こしにぜひ、チャレンジをしてみてください。